I.S.K札幌インターナショナルスクール

キャリア教育、特別活動

【NEW】キャリア教育 茶道 Tea Ceremony

グローバル社会において、自国の文芸を嗜んでいることはとても重要なことです。

中でも、日本の総合伝統文化と言われる茶道には、実にたくさんの日本文化の要素が散りばめられています。

また、茶道の立ち振る舞い方は生活の基本となる動きで美しい形ですので、日本の伝統文化を学べるだけでなく、挨拶、礼儀、姿勢、道具の扱いなども学ぶこともでき、社会人としての教養や動作を身に着ける事もできます。

これから未来を担う子ども達には、自分らしい生き方を実現する能力が求められています。

各教科や特別活動などの学校教育活動全体を通して「自分らしい生き方を実現するための力」を養う目的で、文部科学省でも目標として掲げられています。

今回、「日本について自信を持って語れる国際人を育てたい」という思いのもと、3月1日(金)、幼稚舎ホールにて、スクール1年生の中山 実月さんのご両親のご協力により、「日本の歴史と文化の象徴でもある茶道を学ぶ」「日本を語れる国際人になる」というテーマで、全校生徒が茶道を体験することが出来ました。

武家茶道石州流怡渓派(せきしゅうりゅういけいは)中山葉渓先生、中山美渓先生よりパワーポイントを使って茶道について学び、全校生徒が「お茶を点てる」「お茶を出す」「お客様になる」「お茶碗をあらう」「お茶菓子を出す」の5つの作法を班に分かれて行われました。

今回の体験を通して、日本の伝統の素晴らしさはもちろん、物を大切に扱うことや、相手に対するおもてなしの心など、たくさんの礼儀やマナーも学ぶことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

お忙しい中、素晴らしい講義とお茶粉、茶菓子などのご用意、さらには、全校生徒に素敵な「黒文字」のプレゼントまでしてくださりました中山先生、ありがとうございました。