I.S.K札幌インターナショナルスクール

キャリア教育、特別活動

東米里しいたけ村/4年

2021年2月17日(水)、4年生(現5年生)はキャリア教育の一環として「東米里しいたけ村」を訪問させていただきました。幼稚舎、武藤りひと君のお父様が、東米里しいたけ村を経営されており、仕事のお話を聞かせていただくだけでなく、実際に現場にお邪魔させていただき、しいたけの植菌作業や収穫などを体験させていただきました。

新型コロナウイルスの影響により、キャリア教育の機会を設けることが難しい中、対策も万全にしていただき、貴重な体験をさせていただけたことに深く感謝しております。

武藤さんはNPO法人として、しいたけの原木栽培を通してハンディキャップのある方に働く場を提供されています。

「より良いものを皆さんにお届けしたい」という思いから、原木栽培にこだわってしいたけを栽培されているそうです。

しいたけの植菌作業をさせていただきました。原木栽培では、その一つ一つが人による手作業であることに子供達は驚いた様子でした。「皆さんにできるだけ良いものをお届けしたい。」という思いを叶えるためには、様々な努力があるということを学ばせていただきました。

自分が作業をした榾木(ほだぎ)のオーナーになれるという権利までいただき、子供達はとても嬉しそうにしていました。

キャリア教育では机上や教科書だけでは知ることのできない、五感をフル稼働して学べた貴重な機会であり、子供たちの今後の人生において大きな財産になったことと思います。これからも子供たちが様々な職業に触れることによって、将来、自分の力で生き方を選択し、生涯『学び続けたい』『働き続けたい』という強い思いを持つ子供を育てることを目指して、キャリア教育を推進していきたいと考えております。