I.S.K札幌インターナショナルスクール

キャリア教育、特別活動

キャリア教育 ~ 海上保安庁の巡視船を見学

2023年6月、スクール3年生「川崎はるかさん」のお父様で、巡視船「えさん」船長の「川崎千信(かずしげ)様」のお計らいにより、海上保安庁について学ぶキャリア教育が実現しました。
小樽港に到着すると、スクール生歓迎の船のネオンを見て子ども達は大興奮。そして制服姿の川崎船長をみて「カッコいい~」の声も上がっていました。

最初に「海上保安庁の仕事とは」を説明され、一生懸命メモを取る子ども達の姿もありました。
海上保安庁の主な仕事は大きく、「海を守る」「生命を救う」「青い海を守る」「災害に備える」「海上交通の安全を守る」「海をつなぐ」。海上自衛隊とは役割は異なるが、お互い協力体制をとって海を守っていくことを学びました。

その後は船内施設の見学です。「調理場、風呂場、会議室、船長室」など、初めて船を見る子にとっては「船の中にこんな施設があるんだ!」と、どれも新鮮に感じ、目を輝かせていました。

そして、たくさんの機械に囲まれた操縦室に案内され、実際に操縦桿を握ったり(!)、汽笛を鳴らすこともできました。ほかにも、地下の巨大エンジンルームや、船上のヘリポート、スタッフの方による救急救命の実演、制服を着る体験など…、普通ならば体験できないことの目白押しで大変有意義な時間を過ごすことができました。

甲板から見た小樽市街や増毛連山の景色もとても綺麗でした。昼食はママズキッチン(給食室)から運ばれた給食を船内で美味しくいただきました。最後は缶バッジなどの素敵なお土産までいただき、今回のキャリア教育は終了しました。

日本、そして世界の海を守るために日々休みなく全国を巡視している海上保安庁について、実際に生で見られ学ぶという体験は、全国広しといえど小学校ではなかなかあり得ないことでしょう。
今回見学を終えた子ども達からは、「海を守ってくれている人たちがいるから自分達が安全に暮らせるんだ。」「自分もこの船で色々なところを回ってみたい。」「自分は医者を目指していたが、船に乗って海で働く仕事にも憧れを持った。」など、たくさんの感想が上がり、自身の将来へ向けて新たな世界をまた1つ知ることができたようです。

これからもI.S.Kスクールでは、様々な体験を通し、色々な業種を知ることで、子ども達の未来の可能性を広げるサポートをします。