キャリア教育、特別活動
【NEW】キャリア教育「2.3年生 札幌中央整形外科クリニック訪問」
スクール生の亀田花奈さん・結衣さん・陸斗君のお父様が院長を務められている札幌中央外科クリニックにご協力をいただき、10月22日に今年度も素敵なキャリア教育を行うことができました。
クリニックに到着すると、職員の皆様が笑顔で迎えてくださり、スクール生も緊張がほぐれたようで、最後まで楽しみながらも真剣な表情で活動する様子が見られました。
亀田先生が直々に、専門的なエコー検査機の使い方を教えて下さり、また、看護師さんは、包帯の巻き方を丁寧に教えてくれました。
クリニックと一言でいっても、医師、看護師、医療事務、理学療法士と、様々な職種の方々が協力し合って仕事が成り立っており、それぞれ役割の違う職員さんが、代わる代わるチームとして子ども達に熱く接していただいている姿は、本当に素敵に感じました。
ヨガの体験に、松葉杖や車椅子などのリハビリ体験など、スクール生は常に目を輝かせており、職員さんのカッコいい姿にあこがれを抱いたことと思います。


また、○×クイズも用意していただき、「大人と子どもでは、大人の方が骨が多い?」や「骨の中にも血液は通っているか?」など、思わず大人でも頭を悩ませる問題に、スクール生は正解する子も多く、大いに盛り上がりました。


そして最後には、職員の方が「なぜその仕事を選んだか」、その経緯をお話してくれました。昔、自分の好きだった担任の先生が、突然体の半分が動かなくなった時、何かしてあげたいと心の底から思ったそうです。
誰かを助けたいという気持ちが原動力となり、今では、患者さんの症状が改善され、お礼を言われた時が一番うれしいとおっしゃっていました。この言葉は、これから様々な夢を描いていくスクール生にとっては、大変貴重な言葉のように感じました。
これまで、過去に何度もスクール生のために、素敵なキャリア教育を考えて下さる亀田先生は、医療というのは「チームでする仕事」という点を熱く子ども達に伝えて下さいました。
運動会やクリスマス教育発表会など、みんなで創りあげる喜びや達成感を大切にしているスクールの教育理念とも通ずるところがあり、今年度も大変感動いたしました。
亀田先生並びに、札幌中央整形外科クリニックの職員の皆様、楽しくも学びある時間を本当にありがとうございました。

以前、亀田院長がおっしゃっていた素敵なお言葉です。
「子供の頃、心臓移植という魔法のようなことが実際に可能であることを知り、当時はお医者さんがスーパーマンのように見えました。悲しい思いをしている人達が笑顔になり、喜びと感謝を伝えてくれる時が幸せです!」


